IWAショー雑記
  1月のSHOTショーに引き続きドイツ・ニュルンベルグで開催されたIWAアウトドアー・クラシックに3月3日から5日まで行ってきました。

この国際展示会に参加している企業は、その業務基盤をEU、ロシア、トルコなどヨーロッパ大陸から東欧州にいたる広大な市場においています。もちろん米国をはじめ英国や日本、中国など世界の各地から参加する企業も数多く参加していました。
 光学関係ではドイツ、チェコの企業が中心となって、徹底してきめ細やかなモノづくりをしていました。ライフルスコープではスワロフスキー、シュミット・アンド・ベンダー。そしてダットサイトでは何といってもドクターサイト(昨年5月フランクフルトの投資会社に買収された)が印象的でした。
 スワロフスキーはSHOTショーでは発表しなかったds5-25x52pという従来のライフルスコープにエレクトロニクス機能を付加して、距離、アングル、ノックダウン・パワー(弾の威力)、風速等様々な環境データをスコープにレティクルを重ねて表示していました。それで光線透過率は83%という驚異的な数字は、さすがスワロフスキーと感嘆せざるを得ません。
 一方ドクター・ブランドの新製品は、おそらくショットガン用に設計された19x7.6mm(WxH)という従来の常識を打ち破る超小型レンズ搭載のドットサイト。このサイトは銃身と一体化したようなデザインに仕上がっており、構造は不明でしたがドットも鮮明に見えていて、謳い文句のとおり「革命的な」ドットサイトでした。
 両社に代表されるように、これからはエレクトロニクスを駆使した製品が次々と市場に導入されてくるような予感を感じました。
 日本からはMarchブランドのライフルスコープがひと際来場者の関心を引き寄せていました。会場はハンティング用品と光学製品とに大まかに分かれていて、例年通りハンティング用にライフル銃がイタリアのメーカーを中心に数多く出店されていました。(滝沢記)
ホーム IWA 2017